(え〜ん、え〜ん....いたいよぅ)
(どうしたの
?ころんじゃったの?)
(いたいよぅ。えいじぃ)
(よ〜し。いたいのいたいのとんでいけぇ!!.....もうこれでたいじょうぶだよ、
)
(うん。ありがとう、えいじぃ)
(ころばないようにてぇつないでかえろう)
(うん!!えいじだいすきぃ!!)
(ぼくも
のことだ〜いすきだよ。あしたもまたいっしょにあそぼうね)
(うん!!)
ピピピピピ......
耳障りな目覚ましの音で
は目を覚ました。
布団から手を伸ばして目覚ましを止める。
「ふわぁ....。よく寝た.....」
大きなあくびをしながら、
は布団の中で伸びをした。
それにしても.....
「.....何であんな夢見たんだろ?」
子供も頃の自分と英二の夢.....
英二とは家が隣同士で小っちゃい頃から知っている。
いわゆる、幼馴染みってやつだ。
幼稚園も小学校ももちろん同じで、いつでもどこでも二人は一緒だった。
中学に入ってからはお互いに忙しくて、家は隣同士でも英二は毎日テニス部の練習があって、滅多に顔を合わせることもなくなってしまった。クラスも3年の現在まで同じクラスになることはなく、学校でもあまり顔を合わせなくなっていた。
「何でかなぁ〜?」
は布団に包まって、寝返りを打った。
たまに夢で見る昔の自分の夢。
その夢の中には必ず英二がいて、いつも自分を助けてくれる。
大丈夫だと微笑んで、帰ろうと言って手をつないで一緒に帰る。
「全然変わんないよなぁ...。英二の笑った顔とあのばんそうこう」
は子供の頃の英二と今の英二を重ねて小さく笑った。
あの頃と、何ひとつ変わらない英二。
あたしはこんなに変わっちゃったのにな.....
あの頃のあたしはもっと素直で、可愛かったのに.....
「はぁ〜.....」
は見慣れた天井を見上げた。
ゆっくりと目を閉じて、あの頃の自分の事を考える。
子供の頃の夢を見たときは、決まって心の奥が切なくなる。
そして、不意にひとつだけあの頃と変わらないモノが自分にもあることに気がついた。
それは.....
--ココロ--
英二のことを想う自分の心。
もういつにもゆっくり話をしてないけれど、
は英二が好きだった。
英二が自分をどう思っているのか、
自身はもちろん知らない。
だからと言って、英二の気持ちを知りたいとは思わなかった。
英二のことを好きだという女の子の話は今までいくつも聞いたけど、英二自身が好きだという女の子の話は今まで聞いたことがなかったし、なにより
は幼馴染みという関係を自分の手で壊してしまうことを恐れていた。
.....あたし朝から何考えてんだろ.....?
そう思って時計に目をやると、その針は8時15分を指していた。
「ヤバイ!!遅刻だぁ!!」
は手早く身支度を整えて、食事も早々に家を出た。
「あ〜!!
ちゃん調度良かった〜vv」
が玄関のドアを開けるのと同時に、隣の家のドアも開いて聞き馴れた声がした。
「英二のお姉さん。オハヨウゴザイマス」
スーツ姿のお姉さんは都内にの会社に勤めるOLさんだ。
「おはよう〜vvねぇ、
ちゃん。悪いんだケド、英二にお弁当届けてやってくんない?」
「え?」
「あの子、今日寝坊したせいで急いでてお弁当持っていくの忘れたのよ〜」
英二らしいなぁ.....
そういうちょっと間の抜けたトコも変わんないよね.....
「ね、
ちゃん。お願い〜vv」
そう言ってお姉さんは顔の前で両手を合わせた。
そこまでされてはさすが断れない。
は英二のお弁当を持って、学校へ向かった。
時刻は8時28分。
今日も長い1日が始まる。
******************************
キンコーン....
チャイムの音と同時に
は教室に滑り込んだ。
現在8時36分。
家から学校まで8分。新記録が出た.....が。
アウトか.....
すでに朝のホームルームは終わって担任は教室にいなかった。
はため息まじりに自分の席についた。
「おはよう、
。今日で8日連続で遅刻だな」
「ああ、大石おはよう。もう今日は散々だよ.....」
の隣の席で、大石は1時間目の授業の準備をしながら
に声を掛けた。
大石とは3年になった今年、初めてクラスメイトになった。
成績も面倒見も良くて、しっかりしている。
英二と同じテニス部で副部長をしていて、英二のダブルスのパートナーでもある。
何でもそつなくこなしてしまう大石は気分屋の英二のパートナーとしてはピッタリだと
は思う。
「あ、そうだ大石。悪いんだケド、英二にお弁当届けてやってくんない?」
「.....?何で?
が届けてやればいいのに」
んなコト言ったって.....
そりゃ、ホントはあたしだって自分で英二に届けたいよ?
でも....さ。いつにもちゃんと話してないから、何話したらいいのか判んないんだもん.....
何か緊張しちゃってまともに話しできそうになくて.....
「
が届けてやってよ。英二のやつ、
に会いたがってたから」
「え!?」
「ここのところ全然話もしてないって寂しがってたよ」
.....英二が.....?
.....あたしに会いたがってる!?
.....マジで?マジで?
.....英二が.....?
.....あたしに.....?
「
、授業始まってるぞ?」
「え?ああ、うん」
にやけた顔を慌てて隠したけど、やっぱり口元がゆるんでしまう。
今日、遅刻したこともすっかり忘れて、
は上機嫌で嫌いな数学の授業を受けた。
時間がなくて見てこれなかったけど、今日の占いは恋愛運◎だ。
**********************************
授業が終わると
は急いで英二のもとへ向かった。
きっと今頃、やっとお弁当を忘れたことに気がついて『ああ〜!!お弁当忘れたぁ!!姉ちゃんひとこと言ってくれればいいのにぃ〜!!ぶ〜!!』とか言って、机にふせってるに違いない。
「ああ〜!!お弁当忘れたぁ!!姉ちゃんひとこと言ってくれればいいのにぃ〜!!ぶ〜!!」
.....ほらね
3-6の教室の前に来ると英二の切ない悲鳴が聞こえてきた。
15年も幼馴染みしてるんだもん。
英二の考えてることぐらいお見通しなんだから.....
「エージぃ?お弁当預かって来たよー」
の声を聞くなり机から飛び起きると、教室のドア付近にいた
を見つけて英二は飛びついた。
その頭にはネコの耳が生えている.....ように見えた。
「わぁぁ!!ちょっとエージ.....//////」
「オレのお弁当〜vv」
.....そっちかよ!?
....大石の嘘つき.....
「じゃ...じゃぁ、あたし教室帰るから」
「え〜?何で〜?折角だから
も一緒にお弁当食べようよ〜」
「え!?」
その気があるのかないのか、英二は
の持って来たお弁当に頬擦りしながら言った。
「天気もいいし、屋上がいいんじゃない?英二」
そう言って声を掛けてきたのは、英二と同じクラスの不二だ。
不二も英二と同じテニス部で、英二よりもはるかに女の子にモテる。
「不二〜!!久し振り〜」
「うん、久し振り。
も元気そうだね」
「もちろん♪」
「相変わらず遅刻ばっかりしてるんだって?大石からよく話し聞くよ?」
「アハハハ.....」
.....大石の奴余計なことを.....!!
不二とは去年同じクラスで、席が近かったこともあって結構仲が良い方だった。
3年になってからはクラスが離れたせいで、あまり話をすることもなくなったけど。
「
、屋上行くよ〜」
不二と
の会話を遮るように英二は口を挟んだ。
何だかさっきよりも機嫌が悪く見える。
.....イヤ、いくら何でもふたりっきりでお弁当はマズイでしょうよ.....
.....一応、あんただって不二にはおよばなくても、ファンだっていう女の子がたくさんいるんだから.....
「え?あ.....えっと.....って、ちょっとエージ!!」
の返答を待たずに英二は教室を出て屋上へ向かった。
は急いでその後を追った。
******************************
「いただきま〜す!!」
英二は嬉しそうにお弁当をかき込み始めた。
よほどお腹が空いていたらしい。
さっきの機嫌の悪さはお腹が空いていたせいだろうか?
少し唖然としながら
は英二の食べっぷりを眺めていた。
「ん?にゃ〜に、
?」
「え?イヤ、よく食べるなぁと思って.....。でも、さすがはお姉さんだよね。英二の好きなものがちゃんと入ってる」
英二のお弁当には昔から英二が好きだったオムレツと海老フライが入っている。
「うんにゃ。オレお弁当は毎朝自分で作ってるんだよん」
「え?エージん家ってみんなで当番制でしょ?」
英二の家は9人家族で両親は朝早く働きに出てしまうから、朝ご飯は兄弟5人の当番制。
でも確か、お兄さんたち2人はすでに自立していて家にはいない。
「それがさぁ。母ちゃんたちは相変わらず忙しいし、兄ちゃんたちは家出てっちゃったし、姉ちゃんたちももう社会人になっちゃったから、家出て会社の寮に入ったんだよ〜」
.....そうなんだ.....
「昨日は姉ちゃんが久し振りに帰って来たけど、忙しいみたいでみんな滅多にこっち来ないしぃ〜。だから朝は毎日自分でお弁当作って部活の朝練行くんだ」
「.....そうだったんだ」
「うん。あ、そうにゃ!!ねぇ、
。あしたからオレのお弁当作ってよ〜vv」
「え!?あたしが!?」
あたしが英二のお弁当作んの?
「ねぇ、英二。それあたしが料理苦手なの知ってて言ってる?」
「うん。昔から不器用だもんね〜。
は♪」
「悪かったわね!!」
「にゃはは〜♪」
英二はひとしきり楽しそうに笑うと、残りのお弁当をかき込んだ。
はそんな英二の姿を恨めしそうに見つめていた。
テニス部の練習キツイって有名なのに.....
毎日遅くまで練習あって、しかも次の日早くから朝練あるのに自分でお弁当作って学校来てたんだ.....
そんなの.....全然知らなかった.....
.....いつから自分で作ってたんだろう.....?
....ひとこと言ってくれてもよかったじゃん....
それともあたしは英二のとってどうでもいい存在なのかな.....
.....料理得意じゃないケド.....少しぐらいはがんばってみてもいいカナって思ったのに.....
.....英二のバカ.....
5時間目開始のチャイムが鳴って、
は英二と別れて教室へ戻った。
午前中とは打って変わってずっとうわの空のまま、
は授業を受けていた。
もう英二と久し振りに話をした上、ふたりでお弁当を食べたことなんて
の頭には残っていなかった。
今、
の心を支配するのは疎外感.....その1点のみ.....
***************************
放課後、8日連続遅刻という不名誉な記録を更新中の
は、その罰として担任から雑用を命じられた。
すべての雑務を終えて担任のもとへ報告へ行く頃にはすでに6時半をまわっていた。
帰り支度をして昇降口へ向かう頃には外は真っ暗で、部活をしていた運動部の生徒たちも帰り支度を始めていた。
「.....あのっ!!」
不意に声を掛けられ
は振り返った。
そこには見たこともない子が立っている。
ふわふわした髪の毛にピンクの唇の可愛らしい女の子。きっと1年生だ。
まわりには誰もいないから、自分に用があることは間違いない。
用件を聞かなくても大体見当はついているケド.....
「今日のお昼、屋上で英二先輩とお弁当食べてた人ですよね?」
.....ホラ、やっぱりね.....
「あたしは.....」
「知ってます。英二先輩の幼馴染みだって。友達に教えてもらいました」
必死の様相.....この子も英二が好きなんだ.....
「でも、それだけですよね?」
.....それだけ.....?
「英二先輩とはただの幼馴染みなんですよね?」
.....ただの幼馴染み.....?
「英二先輩とは何でもないんですよね?」
.....あたしは英二と幼馴染みで.....小さい頃はいつも一緒で.....
.....でもそれだけ.....
.....特別でも何でもない.....
.....ただの幼馴染み.....
は胸が締め付けられる思いがした。
自分の中の英二が急に遠くなるのを感じた。
「.....英二先輩と.....付き合ってるんですか?」
「....別に.....英二とは付き合って.....」
「付き合ってないよん」
がすべてを言い終える前に、聞き馴れた声が聞こえた。
「.....エージ」
「付き合ってないよん。
とはだたの幼馴染み〜」
.....そう.....あたしと英二はただの幼馴染み.....
「あ.....あの.....すみませんでした!!」
英二の姿を見るなりそう言うと、その女の子は顔を真っ赤にして掛けて行った。
「.....どっから見てたの?エージ.....」
「ん〜?結構初めから。階段降りてきたら
がいんの見えたから声掛けようとしたら、あの子に先越されちゃった」
「あっそ。.....あたし帰るから。じゃあね」
「ん、オレももう帰るトコだから久し振りに一緒に帰ろ?」
「ごめん。.....あたし寄るトコあるから。じゃあね!!」
はろくに英二の話しも聞かずに、その場から逃げ出した。
こんな時に英二と一緒になんか帰れない.....
昇降口で靴を履き替えて、
は正門まで全力疾走した。
もう何も考えたくない.....
「
?」
ふいに呼び止められ、
は焦って今にもこぼれてきそうな涙を急いで拭った。
「大石?何、どうしたの?」
「いや、今日は
が学校に残らされてるって英二に教えたら、迎えに行くって言ってたから.....。会わなかった?」
「.....。」
「.....
?.....泣いてる?」
「.....ごめん。.....今日はもう無理っぽいや。バイバイ大石。明日ね」
そう言って笑顔で大石に手を振ったが、その頬には止めどなく涙が流れていた。
.....もう止まらない.....
.....あたしは英二の幼馴染み.....
.....これから先の未来もずっと.....
***************************
次の日、赤く腫れた目で
は学校へ行った。
朝起きてからずっと氷で冷やしていたおかげで、すべての授業が終わる頃にはすっかり腫も引いた。
大石も昨日の事は何も聞いてこないし、幸い英二にも会っていない。
おかげで今日も遅刻したけど、そんな事はどうでもよかった。
連続遅刻記録更新なんて比にならない程、
の心は鉛のように重くなっていた。
その日の放課後、
はおぼつかない足取りで非常階段を登っていた。
ずっと前.....あれはまだ1年の頃、中学に入ったばっかりでクラスの雰囲気に溶け込めないでいた
は、授業をサボってはよくここで時間を潰していた。
その時1度だけこの非常階段で英二に会ったことがあった。
何となくその時のことを思い出して、
は1歩1歩踏み締めるように階段を登った。
.....あの頃の方が今より全然よかったなぁ.....
「
!!」
急にドタドタと足音が聞こえてきたと思ったら、大声で名前を呼ばれて
はムッとした。
折角、人が懐かしい気分に浸っているのに.....
「ふにゃぁ〜。
やっと見つけたにゃぁ〜」
「エージ!?」
そこには今の時間、部活中のハズの英二が立っている。
よほど捜し回っていたのか、その息が弾んでいる。
「
に.....昨日のこと謝りたくて」
は英二に背を向けた。
大方、大石が昨日のことを英二に話たんだろう。
あたしは別にフォローなんて期待してないし、もうみんなどうでもいいのに.....
「大石に聞いたんでしょ?別に気にしなくていいよ。あたしももうどうでもいいし.....」
は英二に背を向けたまま答える。
ホントにもうどうでもいいの.....
「ねぇ、
」
「んー?」
英二の問いかけに
は気のない返事を返えす。
英二は
の腕を引き寄せて、強引に自分に向き直らせた。
自然と
は英二と向き合う形になる。
英二は
よりも1段下の段にいるため、いつもは見上げているその顔も今は
の目と同じ高さにある。
が何か言うより先に英二が
の口を塞いだ。
互いの柔らかい唇がそっと重なる。
「ごめんね、
」
ゆっくりと唇を放すと、英二はもう1度謝った。
「ちょっ.....いきなり何すんのよっ!!」
はしばらくボーっとしていたが、我に返って声を荒げた。
「ん?だってホラ。この高さだとチュ−すんのに調度いい高さかにゃって?」
そう言って英二は少し小首をかしげてみせた。
「そういう問題じゃないでしょ!!」
「嫌だった?」
今度はさっきと逆の方向へ小首をかしげてみせる。
「だからそういうことじゃなくて、何でキスなんかすんか聞いてんのよ!!」
あんた、昨日あたしに何て言ったか覚えてないの.....?
は英二のその飄々とした態度に腹が立って、英二の頬をつねった。
その目には涙が溜まっている。
「だ.....だってオレ
のこと好きだモン。だからチュ−したんだもん!!」
頬をつねる
の腕を掴みながら、英二も声を荒げる。
「いっ...いきなり何言って....。あんた昨日あたしのコトただの幼馴染みだって言ったの忘れたの!!」
「だって
ってば、大石とか不二とばっかり仲良くするんだもん。だからだモン!!」
「んなっ.....何よそれー!!」
はつねっている英二の頬をさらに強くつねった。
「だーかーらー。
ってばオレのこと好きなクセに、オレよりも大石とか不二と仲良くしてるんだもん。だからちょっと意地悪したくなっちゃったの。でも、今朝大石から昨日
泣いてたって聞いてすごく後悔したの。.....だからごめんね、
」
急に英二が真顔で謝る。
その真直ぐな瞳に見つめられて、
は思わず目を反らした。
「だっ...誰がいつ英二のコト好きだって言ったのよ!!」
「ん〜?じゃあ、今言ってよ?」
「んなっ!!..../////」
「
顔真っ赤だよ?」
「うるさい!!」
つねっていた英二の頬を放して、今度は英二の胸ぐらを掴む。
「ねぇ、
。オレのコト好き?」
「嫌い!!」
は即答する。
「そうやってすぐ意地張るよね〜。
って」
「何よ」
「昔っからそうだよね〜。自分の思ってることと逆のコト言うの」
「だから、
の"好き"は"嫌いの裏返し"なんだよね〜♪つまりオレのコトを好きってコトvv」
「違うてば!!」
「イヤよイヤよも好きのうち〜vv」
「ムカツク〜!!」
は掴んだ英二の胸ぐらを前後に揺する。
「にゃはは〜♪さて、今日は部活サボっっちゃったからみんなに見つからないうちに帰ろっか?」
目的を果たした英二は満足そうにそう言った。
「え?ああ、うん」
思わず
も頷く。
ハイっと差し出しされた英二の左手に
は首をかしげた。
「.....?なに?」
「手つないで帰ろ?」
「・・・・・。」
「ほら」
が握り返す前に英二がその手を強引に掴んだ。
英二の手の温もりが伝わってくる。
こうやって英二と手をつないで家まで帰るなんて何年ぶりだろう?
「ねぇ、英二」
「にゃ〜に?あ、やっと好きだって言う気になった?」
「ナンナイ。.....でも明日のお弁当ぐらいは作ってあげてもいいよ?」
「イヤだ。毎日がいい。そしたらクラス違っても、毎日
の顔見れるもんね♪」
「.....//////」
夕日に照らされた二人の帰路は茜色に照らされている。
それと同じくらい、
の顔も綺麗な茜色に染まっていた。
「.....好きだよ、エージ」
「うん。オレも大好きだよ、
のこと。ずっと一緒にいようねvv」
END.
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コレはさかなさんの素敵サイト"たまごの夢"の1000HITを記念して貢がせていただいたモノです。
にしても、こんなんでいいのか英二ドリーム!!
しかもあたしが書くと、微妙に英二と千石さんキャラかぶってない!?
ただにゃ〜にゃ〜言ってるだけじゃん!!
こんなドリームでごめんよ、さかなさん.....ごふっ!!
HARUっちぃ〜〜vvv
こんなすんばらしい小説をどうもありがとう!!
もう超超大切にするからねっ!!
本当にどうもありがとうなのっ!!
私は・・私は・・・菊ちゃんに惚れたよ・・・
もう〜〜〜可愛いやらかっこいいやらはで・・。
壁紙とBGMはせめてものお礼・・なの。
気に入っていただければ良いのだけれどっ!汗。
ドリー夢部屋にもどりゅ?
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