「英二、遂に僕達のダブルスだね。」

「がんばろーね、不二っ!!」

「勿論、英二には指一本触れさせないよ?」

「・・・・・・・・それじゃダブルスじゃにゃいよ?」

「だって心配だよ!佐伯とか、英二狙ってるかもしれないじゃない!?
 間違ってもアクロバティックでへそちらとかいうサービスはいらないから!」

「・・・・・・・・・・・・・・テニスしようよ、不二。」

六角戦の前の二人の会話、笑。
猫が一匹ダンボール箱の中でうずくまっていた。
したしたと雨が降る寒い日。
捨てられた毛並みの良いこの雄猫は鳴かない。
気高く自分のプライドを守る為。

訪れ人は、同じく同じ毛並みの良い雄猫。
ひょこりとダンボール箱に手をかけて。

金色の瞳と瞳が、ぶつかる。

訪れ人はゆっくりと微笑んで、箱の中に入った。



「さわんぢゃねーよ。」

「ええやん、俺とあそぼ?」
この絵は好き。
だけど台詞はもう聞き飽きたってかんじ。
だけど何度言っても悦ってしまう。

ふふ、跡部・・・(戻って来い)